2004年04月27日

◎第316回【湯島から後楽園】=約9キロ=

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つつじ祭りで賑う根津神社境内

 4月24日(土)午前10時、湯島聖堂に集合したのは、50人。日頃静かな大成殿前の広場、あまりの騒がしさに孔子様も目を覚ましたかもしれない。打合せと体操をした後、向えの神田明神に正門から入る。境内を通り抜け、裏門の急な階段を下りて、春日通を歩いて「おりがみ会館」に入って見学。色とりどりの折り紙作品と紙のオンパレード。ちょうど館長のK.kさんが在席。速成研修会を開いていただいた。滑らかな口調はまるで落語を聞いているような気分。聞きほれているうちに手品のように作品が出来上がっていく。折り紙は手だけで作るもので、机の上で作るものではないことなど、今までの常識を打ち破ってくれた。続いて湯島天神に正門から入って横門から出て行き急な階段を避けて女坂を下る。不忍池の辺を通り、根津に向うが人込みが激しい。何事かと気をつけてみると今日は「根津つつじ祭り」の中日。続々と詰め掛ける善男善女の人出で根津神社境内は満杯。その上満開のつつじは華麗そのもの。

  「春深し 聖堂は厳 根津は華美」   利

 旧白山通、不忍通を通り、何となくうらぶれた占春園を歩き、教育の森公園で休憩。折から「駅からハイキング」の一行が同じくここで休憩していて元GNPの某夫妻と奇遇。元気な姿に一安心した。春日通を直進、礫川公園に到着。「レキセン」と難しく呼んでいるが、実は「礫」は「ツブテ」のこと。つぶては「小石」のこと。つまり「小石川」の異称である。ハンカチの木などを鑑賞してここで解散した。

Posted by taichiro at 2004年04月27日 02:01