2003年12月20日

新砂突端まるで荒野

◎第299回【江東区東部と新砂探検】=約10㌔=
 12月20日(土)午前10時、木場公園ミドリアム前に久しぶりに集合したのは、44人。ミドリアムの中に入り、点呼と打合せ。残り1回となった慌しさからか、もう会報は新年度の話題になり、押し詰まってきたことが如実に分かる。体操はミドリアム前の広場でH.Wさんの指揮で行う。

 木場公園内の大橋を渡り、慣れ親しんだ仙台掘川公園を辿る。花の広場、出会いの広場を経て左折。馴染みの旧大石家の玄関では注連飾りと門松が飾り付けられ、歳末を感じさせられる。釣堀でトイレ休憩。
 清洲橋通を東進、荒川土手に入る。土手全体が荒川砂町水辺公園となり、ここを南下。天気には恵まれたが風が強い。園内では春の花文字のためか盛んに作業員が手入れに余念がない。先がすぐそこに見えるような錯覚を覚えるが、なかなか先端に辿り着かない。やっとついてみると船着場になっているがどうも利用されていない。利用者は釣り人のようだ。
 ここから先は堤防を越えなければ行けない。堤防に上がるには幅30センチ、長さ10メートルばかりの道を通るか、約40度の急坂を上るかしか方法がない。道を渡った人3人、坂を登った人4人、計7人だけで砂町地盤沈下観測所まで進む。
 さらにその先の突端まで行くが、現在敷地の整備進行中。ダンプカーが山のように砂を積んで右往左往している状況は荒野を耕しているような雰囲気。対岸の荒川河口橋や荒川湾岸橋=グラビア4=が手に取るように見え、ヨットが行き交う風景はまるでこちらが船に乗っているような気分に誘われる。そういう中で一休み。りんごを7人で分け合って食べたが、こういう場所での味は格別だ。
 帰りはダンプ道をそのまま歩くが、殺風景。道端には大型ごみが風化し始め、人のあさましさが目に付く。南砂7丁目で左折。まだ通行止めの新しい永代通を通って東京都下水道局に出る予定だったが、某運送会社の敷地に邪魔され、今出来上がりかけている永代通の延長線を通り、そのままゴールの新砂あゆみ公園に向かい、ここで解散。
 突端まで行かないグループは高齢者医療センターに入り、中の施設の大きさや広さに驚きながらしっかりここで休憩を取ったようだ。

Posted by taichiro at 2003年12月20日 15:20