2003年11月01日

武蔵野が残る恒春園

◎第292回【神田川遊歩道と蘆花恒春園】
  11月1日(土)午前10時、京王線下高井戸駅北口から北へ5分ほど歩いたひまわり公園に集合したのは44人(健康センター応援者を含む)。打合せと体操をした後、永福橋から神田川遊歩道を歩く。

 ほとんどがレンガ道となっているが、近所の人の使い込みが激しいせいか、意外に歩きやすく、歩く人、走る人、犬の散歩など、それに自転車がよく通る。塚山公園で休憩。ここは古墳の跡らしい。
 やがて100㍍近くもありそうな背の高い杉並清掃工場の煙突がだんだん近づき目の前に見えるようになるとそこが高井戸駅。ここで神田川を離れ、中の橋交差点まで環八通をしばらく歩き、右折して高速道下を通る。
 今度は玉川上水脇をしばらく歩き、岩崎橋で左折。岩崎通信機工場横の松葉通から寺町通に入る。玄照寺、幸竜寺など一体幾つぐらい寺があるのだろうか。関東大震災後、都心から移ってきた寺町とのこと。
 烏山区民センターでトイレ休憩。千歳烏山駅の目の前にあるため、人通りがさかんでずいぶん賑やかだ。踏切を渡って一路、蘆花恒春園に向かう。
 ここは「不如帰」で有名な徳富蘆花の旧宅。当時のまま保存され、武蔵野の面影が残り、当時の生活が偲ばれる。この他、開放公園、児童公園、花の丘などが回りに広がり、ゆったりした気分になれる。ここで、三々五々、お弁当を開く。午後1時近く、環八口に再集合。
 環八を歩道橋で渡り、赤堤通に出た後、左に大宅壮一文庫を眺め、右に広大な松沢病院を眺め、ゴールの八幡山駅に到着、解散した。予定では約11㌔の道のりだったが、実際には2万歩近く歩いていた。

Posted by taichiro at 2003年11月01日 14:49