2003年10月04日

烏の棲家我が物顔に

◎第288回【立会川追跡と戸越銀座】=約10㌔=
  10月4日(土)午前10時、東京工業大学の構内、講堂前の広場に集合したのは41人(健康センター応援者を含む)。遠目に見ると大学生と見まがうほど若々しく元気でさわやかなGNP一行。大学生が見守る中で、打合せと体操を実施して威風堂々正門から出発。

 大岡山駅を通り抜け、北口商店街を北進。途中、清水窪弁財天に立ち寄る。ここには、いろんな神様が7体ほど祀られ、地元の人達が丁寧に世話をしているようで、古びているにもかかわらず埃一つ落ちていない。
 環七通りを越えてすずめのお宿緑地公園で休憩。竹林=グラビア3=がまるですずめのお宿、そこに250年経ったといわれる農家が移築されている。囲炉裏があり、竈がある建物は、黒光りしている大黒柱がよく似合う。湯茶の接待を受け、くつろいだ気持になって、今度は碑文谷八幡宮の境内に入る。
 続いて立会川跡をなぞった立会川緑道を歩く。この緑道、途中から自動車道になり、その名も立会道路と「川」の字がつかなくなる所が面白い。
 西小山駅を越え、旗の台駅を越え、旗ヶ岡八幡神社の境内を通り、荏原町駅の踏切を渡る。渡った後、すぐに左折して西進。ゆたか商店街に突き当たるまでまっすぐ進む。ここでまた左折して商店街を闊歩して戸越公園まで一気に歩く。
 戸越公園は元熊本藩細川家の下屋敷。起伏をうまく利用して築山や池が程よく配置され、湧水が今でも続いているのか水が澄んでいて泳ぐ鯉や鮒が鮮やかに見える。ただ烏の住処になっているらしく我が物顔に屯しているのが気になった。
 ここから少し北進して今度は戸越八幡神社に入る。この界隈、八幡様が鎮守のようで、20日前の下見当日、3箇所とも祭礼。町を挙げて神輿を担ぎ、その賑やかなこと、目を見張ったものだが、一転、今日は静かで、さわやかな天候に恵まれ、相当なスピードで歩いたにもかかわらず、ほとんど汗もかかず、絶好のウォーキング・シーズンの到来を実感した。
 珍しく全員がゴールに集合して境内で整理体操をして解散した。

Posted by taichiro at 2003年10月04日 14:29