2003年05月17日

三原色の豊満なバラ園

第269回【谷津バラ園と谷津干潟】=約11㌔=
 5月17日(土)10時、JR京葉線南船橋駅改札前で集合、高速道路下を通る歩道橋を渡り、谷津干潟に到着。干潟を右手に見ながら、谷津公園に入る。若干遅れる人の分も合わせ、団体入場券を買い、谷津バラ園を見学。

 バラ園のバラは、今がまっ盛り、赤、紫、黄色、ピンク、白、それに青、三原色の色をさまざまに組み合わせた花の色はまさに豊満=グラビア2=。20日前の下見では一片もなかったこの美しさが、たった20日で実現する自然の脅威に目を見張る。園外に出て、打合せと体操。それに来週の土休券を配って、総勢39人、改めてウォーキングを開始。
 谷津干潟は引き潮のせいか野鳥の姿はほとんど見えない。干潟を離れて今度は秋津公園に入る。ここは各種の運動施設が充実しているようで、若い人の出入りが激しい。つづいて香澄公園に入り、ジャブジャブ池のほとりでお弁当を開く。
 つい30年前まではたぶん海の中。それが埋め立てが進み、湾岸道路が出来、住宅地が出来、そして6キロ以上の長い緑道が作られ、樹木が生い茂り、池や川が出来、自然が生まれている。何だか奇妙な感慨にふけりたくなるが、そんなことを忘れて初夏のさわやかな気候の中で快適に歩く。
 浜田川に突き当たり、やっと緑道と別れたが、今度は浜田川の両岸が公園になり、出来上がったばかりの若々しい芝生を歩き、幕張地区に出る。一番突端にロッテ球場が大きく立ちはだかり、球場を右手に見ながら幕張海浜公園に入る。
 浜側が歩けるのかどうか、気にしながら通行禁止を無視して海辺に出てみる。遊泳禁止になっている浜辺はそんなにごみもない砂浜がきれいに続く。ただ、砂浜を歩くのはきつそうなので、雑草に覆われた砂地の堤防の上を歩いてみる。右側に砂浜と海を眺め、左側は松林が続いている。夏場では木陰がなく大変な場所。しかし今日は、湿度は高かったようだが、気温が低く、気持がいい。
 快い微風を受けながら海辺を離れ、色とりどりの草花で飾られている歩道橋を渡り美浜園に入る。途中、プリンスホテルが経営する日本庭園があったが、中に入らず、そのまま、広大な幕張海浜公園を横断して海浜幕張駅前に出て解散した。 

Posted by taichiro at 2003年05月17日 10:18