2003年03月08日

梅の下の福寿草満開

◎第259回【吉野梅郷めぐり】
3月8日8時47分、JR新宿駅で駅員に聞き、ホリデー快速おくたま5号が7番ホームからの発車で、後部は秋川行きだそうで、大騒ぎして奥多摩行きの最後尾に乗車。途中の停車駅で前に移動してきた人もいた。車窓から真っ青な空に真白い富士山がくっきり望めた。昨夜の雨がこちらでは雪だったようで、御岳渓谷の山陰に所々白く残っているのが見えた。

 10時7分、御嶽駅に22名が到着。湿った急な階段を慎重に下り、渓谷の川原で打ち合わせ。紅梅白梅の下で徳江さん指導の体操をして、早速、渓谷の道を歩き始める。底まで透き通る流れでは、水鳥がたむろし、カヌーを楽しむ人たちも見られた。工事中で途中から青梅街道を歩き、軍畑大橋をわたる。
 先頭グループは川沿いに降りたが、残りは3年前の通り、吉野街道を行く。観梅通りに入り、梅見しながら吉川英治記念館に着く。街道沿いの駐車場に大型バスが止まっていて、(私達より少し上の世代の)人達がごった返していた。まもなく川沿い歩行グループも着き、続いて後のグループも着き、全員が揃ってちょっと休憩する。
 今度はお昼の青梅市梅の公園を目指し、のんびり楽しむ人々の間を抜けて進む。前回は無料だったのに、入園料一人200円、団体扱いなしだって。ブツブツ言いながら支払って入園、とりあえずお弁当を開く。きれいに手入れされ、ずいぶん園地も広がっていた。梅の下の福寿草は満開だが、梅の花はもう少しという感じ。食後、丘の頂上まで歩いてみたが、南面の梅は満開。弁当を開いた広場は北面で、ずいぶん季節感が違っていた。
 入口に再集合して、日向和田に出るか、青梅まで行くか、みんなでワイワイ相談し、結局青梅に決定。混雑を避けて裏道を進む。
 皆さん「ミステリーウォークだ」と楽しそうに続くが、唯一下見をした私は地図を手に、道を探して選ぶのに必死だった。それでも、神明通り、天ヶ瀬通りと、見覚えのある景色が続き、金剛寺へ無事たどり着く。法事が済んだところらしく駐車場に黒服の人が大勢いたが、境内に入りほっと一息。次々に到着して、全員が完歩した。このあたりの梅は、これからというところ。
            

Posted by taichiro at 2003年03月08日 18:59