2003年02月22日

八聖人揃う本牧公園

◎第257回【梅見で三渓園と本牧山手めぐり】
 肌寒く今にも雨か雪が降りそうな2月22日(土)午前10時、JR根岸線山手駅に集って、三々五々、小公園に向う予定だったが、雨よけのため、そのまま駅構内で揃うのを待ち、打合せ場所に向った。いきなり、階段があり、坂道を上る。これだけで息が切れそうになるが、徳江さんの体操で、落ち着く。

 歩きながら人員把握を忘れていたので、一人一人口に出して番号を唱え始めたところ、瞬く間に38人ということが、打てば響くように先頭に戻ってきた。後で聞くと後ろからも数え始めていたらしく、後ろから18と前から20とが合体して把握されたもの。呼吸が合って気持がいい。
 貝塚通り、瀟洒な住宅が建ち並び、遠く本牧の海が見渡せる。バルコニーがあって煙突があって中には風見鶏のついた家もある。ところでベランダとバルコニーはどう違うのか。そんなことを議論しながら三渓園に到着。30分ほど庭園見学。
 ここは紅梅より白梅が目立つ。どんよりした天気の中ではどうも白梅はさびしく映えない。手入れの行き届いた園内。池と小川のバランスがよく水仙の花が可憐に満開=グラビア1=だった。南門を出るとそこは上海横浜友好園。
 湖心亭を中心とした池の周りの佇まいは、まるで上海旅行の再現気分だった。本牧市民公園でD51が飾ってあった。
 本牧海浜公園の八聖殿。中には日蓮、親鸞、弘法大師、聖徳太子、釈迦、孔子、ソクラテス、キリストの八聖像が安置されていた。日本人の神仏混淆、どんな聖人でも尊敬できる気質がよく表れている。
 広い通りに、大きな建造物が展開しているショッピングセンター「マイカル本牧」を通り過ぎ、急なワシン坂を上がると山手見晴通。ここは、高級住宅地として開けてきたようだが、今では個人で持っている人はどうも少なくなっているようだ。海のほうを見ると竹串を束ねたような形が歩くにつれて形が変わり、何と「ベイブリッジ」と分かる。近代文学館の入口から港の見える丘公園に入り、見晴台で解散。ちらっと途中で雨粒にあったような気もするが、降られないままゴール。
 ここから小グループに分かれ中華街に向い、ランチタイム。満腹感を味わい帰路についた。
=約10キロ=

Posted by taichiro at 2003年02月22日 18:53